8.5GBのDVD+R DLメディアに8.7GB書けるオプティアークの新ドライブ
COMPUTEX TAIPEI 2017のレポートでお伝えしたとおり、Vinpower Digitalの手によって光学ドライブの「オプティアーク(Optiarc)」ブランドが復活し、新しいDVDドライブが投入される。その第1弾製品が「AD-5290S」と「AD-5290S-PLUS」の2モデルだ。
かつて光学ドライブを製造していたソニーオプティアークを覚えていらっしゃるだろうか。もともとは2006年にNECと合弁で設立された会社で、ソニーNECオプティアークとして知られていたが、2008年にソニーがNECの保有株をすべて取得して、ソニーの完全子会社として、ソニーオプティアークに改名した。しかし2012年に、ソニーがPC用光学ドライブ事業から撤退し、2013年3月で同社は完全に解散した。
そのソニーオプティアークが今回、「Optiarc(オプティアーク)」ブランドで完全復活することが、COMPUTEXで明らかになった。製造や開発を担当するのは、業務用の光学ドライブデュプリケータなどを製造するVinpower Digitalだ。ちなみに、同社はPlextorブランドの光学ドライブも一部販売を担当している。